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仙台市若林区荒町地区を盛り上げようと、東北学院大の学生や地元商店街などによる「荒町のミライチズを描こうプロジェクト」が始動した。大学生が中心となって100年後の荒町地区をにぎやかにする企画を練り、来年3月までに成果をまとめる。
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参加するのは東北学院大の学生約10人と、荒町商店街振興組合、同区の広告会社ユーメディアの関係者。100年後も残したい「荒町らしさ」を地図にまとめる班と、街の文化をゼロから創出する班に分かれ、企画、調査、実現に取り組む。
27日に同大五橋キャンパスでミーティングがあり、学生からは「大学祭に合わせて荒町商店街を歩行者天国にしたい」「小学生から地域の大人まで参加できる運動会を開けないか」などの意見が相次いだ。
商店街振興組合の庄子康一副理事長(51)は「商店街が大学祭に出店したり、かつてあった学区民運動会を復活させたりしても面白い」などと述べ、アイデアを膨らませた。
街づくりに関心があるという地域総合学部2年の高木茜璃(あかり)さん(19)=盛岡市=は「アイデアを形にしながら地域の人と関わり、自分自身も成長させたい」と意気込んだ。
今後は月1回のペースでミーティングを重ね、企画の検討などを進める。