暴言や無言の１１０番を３３０回繰り返したとして、宮城県警佐沼署は１６日、偽計業務妨害の疑いで、登米市南方町、無職の男（５４）を逮捕した。
逮捕容疑は昨年１２月から今年７月、携帯電話と自宅の電話から緊急性がないのに計３３０回１１０番し、県警通信指令室の受理、処理業務を妨害した疑い。
署によると、容疑者は電話口で酒に酔い、ろれつが回らない状態だったという。警察官が用件を聞くと「ばかやろう」「逮捕令状を持ってこい」などと暴言を言って電話を切った直後、再度１１０番で無言電話をかけるなどの状態が続いた。佐沼署や１１９番にも頻繁に電話していたという。
