現地時間（以下、現地時間）3日、史上最多の20戦が行なわれる2011年F1世界選手権の日程が再発表されたが、中国GPのサーキットには改めて承認が必要とされ、開催に疑問符がつくこととなった。同日、『ロイター』通信が伝えている。
FIA（国際自動車連盟）が発表したカレンダーでは、インドGPと中国GPはサーキットの承認が条件となっている。インドGP のサーキットは現在首都ニューデリー近郊に建設中のため予想されていたが、これまで7度に渡って中国GPが開催されてきた上海インターナショナル サーキットにも承認が必要となった。
FIAの広報担当は、「上海インターナショナル サーキットの承認ライセンスが期限切れとなった。新しいライセンスが出される前に、コースには特に排水システムや路面の品質といった点での作業が必要となる」とその理由を語っている。
■2011年F1世界選手権カレンダー
開幕戦バーレーンGP（3月13日）
第2戦オーストラリアGP（3月27日）
第3戦マレーシアGP（4月10日）
第4戦中国GP（4月17日）※
第5戦トルコGP（5月8日）
第6戦スペインGP（5月22日）
第7戦モナコGP（5月29日）
第8戦カナダGP（6月12日）
第9戦ヨーロッパGP（6月26日）
第10戦イギリスGP（7月10日）
第11戦ドイツGP（7月24日）
第12戦ハンガリーGP（7月31日）
第13戦ベルギーGP（8月28日）
第14戦イタリアGP（9月11日）
第15戦シンガポールGP（9月25日）
第16戦日本GP（10月9日）
第17戦韓国GP（10月16日）
第18戦インドGP（10月30日）※
第19戦アブダビGP（11月13日）
最終戦ブラジルGP（11月27日）
（日付は決勝日）
※サーキット承認が条件
2011年のF1カレンダー再発表！ 中国GP開催に暗雲？
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