2012年ヒット商品ランキング発表! 1位は「東京スカイツリー」

 2012年11月1日、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2012年ヒット商品ベスト30」を発表した。
【詳細画像または表】
 このランキングは2011年10月から2012年9月の間に発売された製品・サービスを対象とし、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3項目に沿って日経トレンディが独自に判定したもの。
 ベスト10は、以下の通り。
1位 東京スカイツリー
2位 LINE
3位 国内線LCC
4位 マルちゃん正麺
5位 フィットカット カーブ
6位 JINS PC
7位 おさわり探偵 なめこ栽培キット
8位 キリン メッツ コーラ
9位 街コン
10位 黒ビール系飲料
11位…塩麹/12位…N BOX/13位…ソニッケアー エアーフロス/14位…マイヤー 電子レンジ圧力鍋/15位…コンビニ和スイーツ/16位…アクア/17位…太陽のマテ茶/18位…俺のイタリアン&フレンチ/19位…GALAXY SIII&Note/20位…レノアハピネス アロマジュエル
21位…アレジオン10/22位…タトゥーストッキング/23位…メタリックナノパズル/24位…ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1/25位…金環日食/26位…東京チカラめし/27位…バトロボーグ20/28位…もて涙袋 モイスチャー/29位…お掃除ロボット2.0/30位…キッズダンス
「東京スカイツリー」が1位になった要因は?
 1位となったのは「東京スカイツリー」。「『世界一』という称号の威力は伊達ではなく、建設中から観光スポット化。その効果で東京全域が活況を呈した。スカイツリータウンには9月末までの約4カ月で約2100万人が訪れ、初年度来場目標の3200万人を大きく上回るのは確実。
 また、スカイツリーに近い浅草エリアでホテルの新規開業が相次いだのに加え、都内のあらゆるホテルが『スカイツリープラン』を設定し、埼玉や千葉のホテルまでもが『乗り換えなしで行ける』などとアピールしたほど。結果、大阪発浅草エリアの旅行ツアーは昨年の4倍近くに急増。都内主要19ホテルの7月の平均稼働率は前年比10ポイント増の78%と好調、客室単価も東日本大震災以前の水準にまで回復したという。世界一の高さを誇る塔の完成が、震災後の沈滞ムードを一気に吹き飛ばし、日本復興の象徴となった」。
 日経トレンディでは1987年の創刊以来、毎年「ヒット商品ベスト30」を発表。詳しい内容は日経トレンディ12月号(11月2日発売)に掲載されている。
(文/日経トレンディネット)

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