2013年度卒業予定者が選ぶ「IT業界 就職人気企業ランキング」

■IT業界の就職人気企業ランキング、総合1位は「NTTデータ」
 楽天は4月23日、同社が運営するクチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」(みん就)において実施した「IT業界 就職人気企業ランキング」の結果を発表した。
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 同調査は2011年12月15日~2012年2月12日に、「みん就」に登録する2013年度卒業予定の学生会員を対象としてインターネットおよび「みん就」主催の就職フォーラム会場でアンケートを行ったもの(企画協力:日経コンピュータ)で、1,499名の回答を得ている。
 総合ランキングで1位は「NTTデータ」(658票)、続いて2位は「富士通」(408票)で昨年と同じ結果となった。3位は「NTTコミュニケーションズ」(343票)、4位は「野村総研」、5位は「ヤフー」。6位以下には「NEC」、「日本アイ・ビー・エム」、「楽天」、「グーグル」、「伊藤忠テクノソリューションズ」がランクインしている。
 トップ10企業は、順位の変化はあるものの昨年と同じ顔ぶれとなった。これらの企業を挙げた理由には、「社会に役立つ仕事ができる」「社風・居心地が良い」といった回答が多かったという。
 また、上位3社に共通しているのが「セミナー・説明会での説明が詳細でわかりやすかった」という点だという。同社では、「企業の情報公開が10月から12月になったことから、学生は企業研究の時間が少なくなり、セミナーや説明会を使って学生に正しい業界理解と企業理解を促した企業が高い支持を得ている」と分析している。
 「他の業界(IT業界以外)の会社から内定が出た場合、どちらを就職先として優先させるか」という質問に対しては、「IT業界の企業を優先する」が昨年よりも2.6ポイント上昇した。一方、「IT業界ではない方の企業を優先する」は、昨年よりも2.5ポイント減少しており、学生のIT業界の見方が少しずつプラスの方向に変化している様子が伺えるとしている。
 なお、「みんなの就職活動日記」のサイトでは、総合ランキング(100位まで)と分類別ランキング(それぞれ10位まで)が掲載されている。

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