2014年度CM好感度、ソフトバンクが8年連続首位 「白戸家」人気高く

CMに関する調査を行うCM総合研究所(東京都港区)は4日、2014年度(13年11月~14年10月)の銘柄別CM好感度ランキングを発表した。“犬のお父さん”でおなじみの「白戸家」シリーズを中心に好感度が高かった【ソフトバンクモバイル/SoftBank】が史上初となる8年連続の首位。以下、2位に【KDDI/au】、3位に前年20位から大きく順位を上げた【トヨタ自動車/TOYOTOWN】がランクインした。
 【ソフトバンクモバイル】は「白戸家」シリーズなど88作品を放送。“犬のお父さん”のほか、上戸彩、堺雅人、市村正親、斎藤工、リリー・フランキーなど多彩なキャストで注目を集めた。また、吉永小百合が樹木希林らとスマートフォンで通話するシリーズや、感情認識パーソナルロボット「Pepper」を起用した作品などをバラエティー豊かに展開した。
 2位の【KDDI】は「チャンネルau」シリーズでモーニング娘。’14と森三中の大島美幸、黒沢かずこによる新ユニット“モリ娘。”や、きゃりーぱみゅぱみゅらが活躍。松岡修造や柳原可奈子、福士蒼汰らが出演したauショップを舞台にしたシリーズや、所ジョージがプリペイド式電子マネー「au WALLET」をPRする作品も好調だった。
 3位の【トヨタ自動車】は妻夫木聡、前田敦子らが出演する『ドラえもん』の実写版CMなどがヒット。架空の街「TOYOTOWN」を舞台に堺雅人、木村拓哉、満島ひかり、笑福亭鶴瓶らが出演するシリーズには指原莉乃や2代目こども店長役の加藤憲史郎も加わった。
 そのほか、堀北真希、石原さとみ、松坂桃李、東出昌大らが連続ドラマのようなシリーズを展開した【NTTドコモ/NTT DOCOMO】が4位。山田孝之が海の家の従業員を演じる作品などが人気だった【日本コカ・コーラ/ジョージア】が前年69位から5位に大きく順位を上げた。
【調査概要】
調査期間:2013年11月度~2014年10月度(2013年10月20日~2014年10月19日)
調査対象:関東一都六県在住の一般モニター男女3000人に聞いた「月例CM好感度調査」の12ヶ月分を集計
期間中のCMオンエア総数:1918社、7707銘柄、1万6720作品(東京キー5局)
(すべてCM総合研究所調べ)

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