2015年度「日本PR大賞」決まる

日本パブリックリレーションズ協会は6日、2015年度の「日本PR大賞パーソン・オブ・ザ・イヤー」と「日本PR大賞シチズン・オブ・ザ・イヤー」の受賞者を発表した。

2015年12月10日、日本郵便とネスレ日本の発表会に登壇したリーチ・マイケル選手

「日本PR大賞 パーソン・オブ・ザ・イヤー」は、ラグビー日本代表主将のリーチ・マイケル選手(東芝ラグビー部所属)に決定。主将として2015年のラグビーワールド カップで4戦3勝という実績を残し、日本での2019年ワールドカップ開催に向けてラグビーブームの醸成に多大な貢献を果たした点が評価された。

また、「日本PR大賞 シチズン・オブ・ザ・イヤー」には、千葉県夷隅郡大多喜町の第三セクターによる鉄道事業会社・いすみ鉄道が選ばれた。2009年、公募により社長に就任し た鳥塚 亮氏による「ムーミン列車」「車両オーナー制度」といった取り組みをはじめ、町おこしにも貢献するユニークなPR戦略が評価された。

いすみ鉄道 代表取締役社長 鳥塚 亮(とりづか・あきら)
1960年東京生まれ。88年に開業し、廃止議論が持ち上がっていたいすみ鉄道の社長に2009年、123人の中から公募で選ばれ、2010年8月までに同鉄道を存続へと導いた。子どものころから乗り物好きで、大韓航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどを経て現職。

なお鳥塚氏は現在、月刊「広報会議」にて地域活性をテーマとした連載を執筆中。

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