2015年度(2015年4月から2016年3月)の世界新車販売において、トヨタがフォルクスワーゲンを上回り、2年ぶりの世界一に返り咲いたことが分かった。
これは4月26日、トヨタが発表した2015年度の生産・国内販売・輸出実績から明らかになったもの。2015年度のトヨタの世界販売(ダイハツと日野を含む)は、約1009万4000台。前年度に対して、0.7%減とマイナスに転じた。
これに対して、フォルクスワーゲングループの2015年度の世界販売は、約995万台。トヨタがフォルクスワーゲングループをおよそ14万台上回り、年度での世界販売で、2年ぶりの首位に立った。
フォルクスワーゲングループの2015年度実績は、前年度比2.3%減。2015年9月、米国で発覚し、世界規模の問題に発展した排ガス不正の影響を受けて、落ち込む。
なお、トヨタが年度での世界新車販売において、1000万台を超えたのは、3期連続となった。