エム・データは4日、『2019年 TV番組出演ランキング』を発表し、TBS系朝の情報番組『ビビット』の司会を9月末まで務めたTOKIO・国分太一(45)が年間出演619回で2年連続の総合1位を獲得した。また今年から、東京キー局全てに一定回数以上出演したタレントによる「マルチ出演ランキング」を新設。こちらにはNHK総合の情報番組『あさイチ』キャスターなどを務める博多華丸・大吉の博多大吉(48)が、540回で1位となった。お笑い界のタレントが上位を独占しており、改めてテレビ各局における人気芸人の驚異的な貢献度が浮き彫りとなった。
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「マルチ出演ランキング」は、NHK総合(Eテレ除く)
、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ(東京地区地上波キー局)に各10回以上レギュラー出演、ゲスト出演した人物を対象に集計。1位の博多大吉は『あさイチ』のほか『有吉反省会』(日テレ)、『教えてもらう前と後』(TBS)などに出演している。
2位は『有吉反省会』(日テレ)、『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレ朝)、『有吉ジャポン』(TBS)など多くの冠番組を抱える有吉弘行(45)で504回。3位はバイきんぐの小峠英二(43)で『ヒルナンデス!』(日テレ)、『青春高校3年C組』(テレ東)、『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジ)などに出演し435回を記録。4位は博多大吉とともに『あさイチ』キャスターを務める相方の博多華丸(49)の434回。5位はNHK連続テレビ小説『なつぞら』(総合)、『林修のニッポンドリル』(フジ)などに出演した麒麟・川島明(40)で418回と続いた。
以降も、6位がアンガールズの田中卓志(43)で378回、7位がタレントの所ジョージ(64)で368回、8位が千鳥のノブ(39)で363回、9位が今田耕司(53)で346回、10位がビートたけし(72)で315回、と上位10人をほぼお笑い界が独占している。
20位までを見てもお笑いコンビ、お笑いタレント以外のランクインは20人中たった3人にとどまっており、いかに各局の番組制作に欠かせない存在となっているかがうかがえる。