2022年「ギャル流行語大賞」TOP10発表

【モデルプレス=2022/12/07】今年で14年目を迎えるギャルの間で流行った流行語をランキング形式で公開する「2022年ギャル流行語大賞」が今年も決定した。

【写真】2022年「ギャル流行語大賞」TOP10 全部知ってる?

◆2022年「ギャル流行語大賞」TOP10発表

今年は、1990年~2000年代のバイブスを感じる、ギャルブームが再燃した。

1位:ギャルピ
2位:エグち
3位:好ハオ
4位:ホカンス
5位:ユザネ
6位:メンケア
7位:プルい
8位:ゆるぼ
9位:しごでき
10位:キャパい

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今年、1位に輝いたのは『ギャルピ』。2022年は、ギャルブームが再来した1年となった。1990年代後半~2000年代に流行った「ルーズソックス」や「ちびT」などのギャルトレンドがバズった今年は、ピースサインを逆さに向けて少し下へ突き出す「ギャルピース」略して『ギャルピ』がヒット。1990~2000年代に腕を斜め前に出して大きく手を開く通称「eggポーズ」や、2010年代には頬に手を添える「虫歯ポーズ」といったこれらの小顔ポーズが人気を集めたように、『ギャルピ』をすることで一瞬で“ぎゃるみ”が出るとしてTikTokやInstagramで爆発的なブームとなり、2022年ギャル流行語大賞の1位に輝いた。

2位は『エグち』。「エグさのレベルが違う」が略された言葉『エグち』は、好きな推し・食べ物・商品・自分の状況を賞賛するなど驚いた時に使用する言葉。「透明感エグち」「寒暖差エグち」など、何かと比較する時に使用する言葉として、SNSやリアルコミュニケーションにて人気を集めた。2015年ギャル流行語7位の「レべチ」よりもさらに上回る印象があるのも特徴だ。

3位は『好ハオ』(読み方:はお)。「よい、優れている」といった意味の中国語「好(ハオ)」が変化した言葉『好ハオ』(読み方:『好ハオ』で「はお」)。最初は「推しが顔面国宝過ぎて好(ハオ)」といった表記が主流だったが、徐々にカッコが省略された「推しが顔面国宝過ぎて好ハオ」に変化。同じ意味の「〇〇しか勝たん」「すこ」といったギャル語のようにSNSにて使用された。

4位は『ホカンス』。「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた言葉「ホカンス」。元々は韓国生まれの造語ではあるものの「今日は親友ちゃんとホカンス!」「彼氏とホカンスの今日は、今からホテバイ!」などギャル達がホテルで息抜きする時に使用する言葉として人気に。ただ、「ホカンス」しながらも、InstagramやTikTokでの“映え”を常に意識するのもギャル流。

5位は『ユザネ』。InstagramやTwitterにおいて「@」から始まる「ユーザーネーム」が略された『ユザネ』。近年は、気分転換や自分の告知の際に『ユザネ』変更することが多く、「ユザネ変更!把握よろ!」「ユザネとアイコン変えた!」など気軽に使用。『ユザネ』と短く略すことで響きも良く、コミュニケーションが円滑になるのも良いところ。

6位は『メンケア』。「メンタルケア」が略された『メンケア』は、「誰かメンケアして!」「推しからメンケアしてもろた」など、自身のメンタルが弱っている時や介抱されたい時の心情を表す言葉として、Twitter・Instagram・LINEにて使用。精神的なケアを求めている時など構ってほしい時の分かりやすい表現方法として使われた。

7位は『プルい』。唇がプルプルの状態を意味する『プルい』は、主にTikTokでのコメント欄で使用された言葉として人気に。「〇〇ちゃんの唇、過去一プルい!」「プルってるリップはどこの?」などの言い回しで使用。さらに今年は、“少女っぽい儚さ”と“大人っぽい艶やかな色気”を兼ね備えた「純欲メイク」が爆発的ヒットとなり、プルいリップが定番になった。

8位は『ゆるぼ』。「ゆるく募集」「ゆるやかに募集」といった言葉が略された『ゆるぼ』は、主にTwitterにおいて使用され人気を集めた。『【ゆるぼ】都内でサク飲み出来る映えスポ』など、急ぎではないが回答が欲しい時や、回答が集まっても集まらなくても恥ずかしくもないし困らないといったニュアンスが含まれた言葉として使用された。

9位は『しごでき』。「仕事が出来る」もしくは「仕事が出来る人」といった言葉が略された『しごでき』。「うちの彼氏はかっこよくて優しくてしごできで優秀!」「いつも寄り添ってくれる推しがしごでき過ぎる!」など、気遣いや配慮が出来る人を指したり、相手を一言で絶賛するのはもちろん、やる気を引き出せる言葉としてTwitterやLINEなどで使用された。

10位は『キャパい』。キャパオーバーで焦っている時や、逆に感極まり高揚感がある時に使用される言葉『キャパい』。「終電逃して携帯失くして過去一キャパい」「推しの尊さキャパい」など、プラスの意味でもマイナスの意味でも、一言で「やばい心情」を表す言葉としてTwitter・Instagram・TikTok・リアルコミュニケーションにおいて人気を集めた。

◆「ギャル流行語大賞」とは

ギャルならではの発想で生み出されるその世代の流行語を、ランキングで毎年12月上旬に発表。毎年株式会社ツインプラネットが運営する「GRP-ギャル・リサーチ・プレス」(のちに「Girls Research Press」にリニューアル)から発表され、2009年から始まり本年で14年目を迎える。

その年のギャルの世相を映すものとして、1年の締めくくりに毎年大きな話題を呼んでいる。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】

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