2022年上期タレントCM起用社数ランキング

メディア分析を手掛けるニホンモニター(東京都港区)は、1月から6月のCM出稿状況を基にした「2022上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表した。総合1位は、15社のCMに起用された芦田愛菜さんだった。

 芦田愛菜さんは子役時代から目覚ましい活躍を続けており、CM起用社数ランキングでも例年上位の常連となっている。21年は2位からランクアップし、初の首位に輝いた。英語・英会話教室サービス「ECC」やサントリー緑茶「伊右衛門」のほか、安達祐実さんとの共演で話題となったフードデリバリーサービス「Uber Eats」などのCMに出演している。

 2位は14社の川口春奈さん、21年1位の本田翼さんは13社で3位、以降は11社の今田美桜さん、10社の広瀬アリスさんと、上位を女性俳優陣が独占した。男性のトップは草なぎ剛さん、斎藤工さん、滝藤賢一さん、二宮和也さんが9社で横一線に並んでいる。

上半期に躍進した注目タレント

 上半期に躍進したのは、古川琴音さん、矢本悠馬さん、見上愛さん、佐久間由衣さんの若手俳優陣や、賞レースを制した空気階段さんや錦鯉さんのお笑い勢。さらに、北海道日本ハムファイターズの「BIG BOSS」こと新庄剛志監督が21年の0社から一気に6社にジャンプアップ。同社では「ペナントレース後半戦のチームの活躍次第で、起用社数がさらに増加する可能性も。CM界においてもサプライズを期待したい」としている。

22上半期躍進したタレント・下半期注目のタレント(出典:プレスリリース)

 調査は、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分)において各タレントの契約期間ではなく、「出演したCMが実際に放送されたかどうか」で起用社数をカウントした。期間は、1月1日から6月19日まで。

タイトルとURLをコピーしました