ビデオリサーチ（東京都千代田区）は、2022年の「タレント別テレビCM出稿量（秒数）」と「テレビCM起用社数」を調査した。タレント別テレビCM出稿量（秒数）のトップは「斎藤工さん」（28万1745秒）だった。
斎藤工さんは、21年に続き首位を維持。Indeedや興和などのテレビCMに出演した。2位の「芦田愛菜さん」（27万6780秒）は、リクルートやソフトバンクなどのテレビCMに出演。前年の7位から大きく順位を上げた。
3位はユニクロ、アリナミン製薬などのテレビCMに出演している「綾瀬はるかさん」（23万2020秒）と続いた。彼女は22年8月調査の「タレントイメージ調査」の人気度ランキングでも1位を獲得しており、視聴者と企業の双方から高い支持を得ていることが分かる。
「タレント別テレビCM起用社数」では、21年に続き「本田翼さん」（19社）が1位を獲得した。2位は同率で「芦田愛菜さん」「今田美桜さん」「川口春奈さん」が18社と並んだ。芦田愛菜さんと今田美桜さんは21年と比較して出稿量、起用社数ともに増加しており、どちらのランキングでも上位に位置している。
調査は関東地区において、同社が独自の基準により取りまとめた国内最大のテレビCMに関するデータベースである「テレビ広告統計」により集計した。集計対象期間は1月1日～11月20日。
