もしも大規模な沿岸における氾濫が起きた場合、またもしも海面が予測どおり上昇を続けた場合、多くの都市が水中に沈むことになる。
そんな怖ろしい事態を予感させるランキングが、海外サイト『Mail Online』に掲載されておりました。
アメリカ・サウスハンプトン大学の研究者たちが地形や天候、水害予測などを元に、2050年までに水没するであろうと予測した20都市の中には、なんと、日本のあの大都市もランクインしている模様。それでは早速、衝撃のトップ20をご覧いただくことにいたしましょう。
1 広州(中国)
2 ムンバイ(インド)
3 コルカタ(インド)
4 グアヤキル(エクアドル)
5深圳(中国)
6 マイアミ(アメリカ)
7 天津(中国)
8 ニューヨーク(アメリカ)
9 ホーチミン(ベトナム)
10 ニューオリンズ(アメリカ)
11 ジャカルタ(インドネシア)
12 アビジャン(コートジボワール)
13 チェンナイ(インド)
14 スラト(インド)
15湛江(中国)
16 タンパ(アメリカ)
17 ボストン(アメリカ)
18 バンコク(タイ)
19廈門(中国)
20 名古屋(日本)
なんと、名古屋もですか……! そのほかにも中国やインド、アメリカの見慣れた都市名がずらりと並んでいます。ただし研究者ら曰く、今後早急に災害対策に講じることができれば、最悪の事態は免れることができるのだとか。
現在多くの天候科学者が、今後地球規模で起きるであろう大規模な嵐およびハリケーンの危険性を示唆しています。日々洪水のリスクが上がっている昨今、対策の是非を議論する余地はありません。事前の対策こそが危機を救う、我々はこの事実に、もう少し真剣に向き合う必要があるようです。
(文=田端あんじ)