ビデオリサーチは15日、2022年の年間テレビCMに関する調査結果を公式サイトで発表。タレント別テレビCM出稿量(秒数)は俳優の斎藤工(41)が2年連続、タレント別テレビCM起用社数は女優の川口春奈(28)が初の1位となった。川口は昨年11月までの速報版発表の後、さらに3社増やし、21社に起用。速報版1位の本田翼(30)を逆転し、初の“女王”に輝いた。(いずれも関東地区) 【写真】斎藤工、16歳の「髪切るお金が無かったパターンのロン毛」姿 起用社数の速報版は1位=本田翼(19社)、2位=芦田愛菜、今田美桜、川口春奈(18社)。最終版(確定版)は1位=川口春奈(21社)、2位=今田美桜、本田翼(20社)と川口が逆転。前年16社から躍進した。 川口は20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」、22年10月期のフジテレビ木曜劇場「silent」などで好演。近年の活躍が今回のCM女王につながったとみられる。 出稿量は例年、携帯キャリアのCM出演者が上位だったが、22年は人材サービス系のCM出演者が多数ランクインしたのが特徴的。 【タレント別テレビCM出稿量ランキング(秒数)】 (1)斎藤 工=312480秒「Indeed」「コーワ」など(前年1位) (2)芦田愛菜=309615秒「リクルート」「ソフトバンク」「Uber Japan」など(前年7位) (3)綾瀬はるか=279060秒「ユニクロ」「アリナミン製薬」など(前年2位) 【タレント別テレビCM起用社数ランキング】 (1)川口春奈=21社(前年16社)「レキットベンキーザージャパン」「はま寿司」「サントリー」など (2)今田美桜=20社(前年14社)「日本宝くじ協会」「リクルート」「楽天モバイル」など (3)本田 翼=20社(前年21社)「ZOZO」「明星食品」「エスエス製薬」など 【集計概要】 集計対象局:関東地区 民放5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ) 集計対象期間:2022年1月1日~12月31日のオンエアCMを対象