TBS深夜の長寿番組「ランク王国」が3月24日の放送をもって22年の歴史に幕を閉じることがわかった。
「ランク王国」は毎週CGキャラクターのラルフと女性MCが、お菓子やアニメやアイドルDVDの売り上げ、街角で聞いた「好きな魚卵ランキング」など、あらゆるジャンルの情報をランキング形式で紹介する番組だ。
初回放送は1995年10月。当時アイドル的な人気だった進藤晶子アナ(当時TBS、現在はフリー)が初代MCを務め、番組内でセーラームーンのコスプレを披露したことがある。現在は11代目となるタレントの加藤里保菜が MCを務めている。
BuzzFeed Newsの取材に対し、TBSの宣伝部は「『ランク王国』は3月24日の放送をもって、終了いたします」と番組終了を認めた。
番組の終了理由については「わかりかねます」と回答を控えたが、別の関係者によれば「同時間帯の番組の中では1~2位を争うくらいの視聴率だった」と視聴率不振が終了の理由ではないという。後継番組は予定されていない。
放送は2017年10月で23年目を迎えており、移り変わりの激しい深夜帯の番組としては異例の長さ。深夜に見慣れたラルフの姿がなくなるということで、寂しさを感じる人も少なくなさそうだ。