30代の8割が「不快感を抱く他人の行為」1位はペットに関するアノ行為

アラサーを超えるとそれなりに人生経験を積んできますから、自分では“常識的なオトナ”になっている自負がある人も少なくありません。

けれども一方で、公共の場で平然とマナー違反をして他人を呆れかえらせている人もいっぱいいますよね?

「いい年して、あの人は何してるの!?」と憤慨する声も聞こえてきそうですが、現代のアラサー・アラフォー世代の30代は、他人のどんな行為を見て不快感を示しているのでしょうか。

今回は、ジェーディーエスが910名から回答を得た調査結果をもとに、30代が不愉快に感じる他人の行為ワースト3をお伝えします。

 

■ワースト2位:「ゴミのポイ捨てをする」

「行動・行為をみて不快に思うものに関する調査結果」の30代部門を見てみると、178人のうち73.0%が選びワースト2位になっていた行為は二つ。その一つ目は「ゴミのポイ捨てをする」でした。

公共の場にポイ捨てしたゴミは自然に溶けてなくなるワケではないので、誰かが拾って環境美化に努めているはず。

まるで「自分さえよければイイ」とでも言わんばかりの行為をしている大人を見て、現代の30代は憤りを感じている実情が読み取れます。

もしかすると、ポイ捨て行為を見かけた直後に、わざわざその場所に行って拾っている人もいそうですね。

 

■同率ワースト2位:「いじめや嫌がらせを目にする」

続いて、同じく73.0%が選びワースト2位になっていた二つ目が「いじめや嫌がらせを目にする」でした。

30代といえば、社会人としても経験を積み仕事でも責任ある立場を任せられ始めている世代。そんななか、誰かが誰かをいじめていたり嫌がらせと取れる言動をしているのを見かけると、不快感を抱く人が多いようです。

PTAなどお子さんを通じた組織で見かける、ママ同士のいじめや嫌がらせが気になっている女性もいるのではないでしょうか。

 

■ワースト1位:「犬のフンを持ち帰らない」

そして、同ランキングでワースト1位になっていた行為は80.3%が選んだ「犬のフンを持ち帰らない」です。

犬の散歩ではフンを持ち帰るのが最低限のマナーであるにもかかわらず、現代ニッポンではまだまだフンを放置したまま立ち去ってしまう人もいるのが現実。

そんな様子を見かけた30代のおよそ8割もの人が不愉快に感じている行為ワーストワンになっていました。

 

■20代は小さな子どもがいるママに厳しめ

以上、30代が不快感を抱く他人の言動ワースト3をお伝えしましたが、他人のマナーに対する不快指数は世代によっても捉え方が異なっていました。

た とえば、同調査の20代の回答を見てみると、ワースト3位になっていたのが「靴を脱がずに座席に立つ子どもを注意しない」で69.9%、2位が「騒いでい る子どもを親が注意しない(室内)」で73.5%など、イマドキ20代は我が子のマナー違反に平然としている親に対し、不快感を示す傾向が強い傾向も。

この結果を分析してみると、イマドキ社会においては20代の人たちは、小さなお子さんのいるママに対して厳しい目を向けている傾向があり、一方で30代は様々な環境面に対して意識が高い様子が伺えます。

 

いかがですか?

マナー違反をして平気な顔をしている他人を見かけるとイラっとしちゃうものですよね。

「このくらいなら許されるよね」という甘えをなくして一人ひとりがルールを守る意識を高めていくことが大事だと改めてわかる結果だったのではないでしょうか。

世代を問わずに甘えをなくし、他人が不快感を示す言動は慎む心がけをし、“素敵なオトナ”でいられるようにつとめましょう。

(ライター 並木まき)

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