4月新学期から「マスク不要」 体育や合唱時も、文科省方針

文部科学省が、4月1日以降の新学期からは、体育や合唱時も含め、学校教育活動ではマスク着用を求めない方針を固めたことが10日、分かった。また全国の教育委員会などに通知予定の、卒業式でのマスク着用の考え方も判明。児童生徒、教職員は「着用せず出席するのが基本」とする一方、保護者らには着用を求める。 【画像】上りエスカレーターで最前列の人がせきをした場合の飛沫拡散のイメージ

 岸田文雄首相は10日、3月の小中学校などの卒業式では、換気などの新型コロナウイルス感染対策を講じた上で、児童生徒や教職員のマスク着用は原則必要ないとの考えを示した。合唱時は除くとしている。社会全体のマスク着用の扱いは午後に関係閣僚で協議し決める。視察先の埼玉県戸田市で記者団に語った。

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