40万台のエンジン改修必要=VW英国社長が議会証言

【ロンドン時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)英国部門のウィリス社長は12日、ディーゼル車の排ガス不正問題について、英議会運輸委員会で証言し、エンジンの改修が必要なVW車が英国内で約40万台に上ると明らかにした。
英メディアが報じた。
ウィリス氏によると、不正ソフトウエアにより検査時だけ排ガス浄化装置をフル稼働するようにしたディーゼル車は英国で約120万台販売された。うち3分の2はソフトの変更で済むものの、残り40万台はエンジンの燃料噴射装置を変える必要がある。
VWは英国内でのリコール(回収・無償修理)を来年1~3月に開始する予定という。

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