菅義偉官房長官は8日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大で品薄が続くマスクについて、5月は8億枚超を供給できる見込みだと説明した。7億枚超だった4月から1億枚程度の上積みとなる。国内での増産や中国などからの輸入増加が寄与する。「徐々に街中の店頭でマスクを入手できる環境が整ってきている」と述べた。
中国から輸入して個人商店などで販売する動きが広がっているとも指摘した。高齢者施設などへの政府の布製マスク配布や家庭での手作りもあり、使い捨てマスクの需要が一定程度抑制されてきている面もあるとした。