ものを「手放す」ことは、部屋をきれいにするだけでなく、気持ちの整理にもつながります。ここでは整理収納アドバイザーの奥田明子さんに、50代でやめて好転したことを4つ教えてもらいました。不要な考え方や習慣を捨てることで、ストレスからも解放されます。
整理収納アドバイザー・奥田さんが50代でやめたこととは?© ESSE-online
1:気の合う人とだけ会うことをやめた
年齢を重ねて「価値観が凝り固まった人」にならないよう、気の合う相手だけでなく、さまざまなタイプの人と交流するようになったそう。
「違う価値観をもった人の気持ちも想像できる自分になりたい。仕事や趣味、学びの場でも、積極的に話しかけるようにしています」(奥田さん、以下同)
2:他人と比べること、睡眠時間を削ることはやめた
50代で「やめたらラクになった」習慣4つ。TODOリストがストレスだった© ESSE-online
人と自分を比べて落ち込んでしまうときは「疲れている証拠」と考えるように。
「SNSを見るのをやめて休み、自分の仕事に集中します。整理収納アドバイザーとして独立した40代前半は、睡眠を削って家事や仕事をしていましたが、50代の今、無理はしません」
3:欲しいもの&TODOリストをやめた
欲しい服や雑貨を書いたリストは、「物欲が増すだけ」と気づいてストップしました。
「TODOリストも『いつか時間ができたらやろう』というものまで書くと、ずっとタスクが残り続けてストレスに。書くのをやめたら、追われているような感覚から解放されました」
4:未来・過去を心配することをやめた
意識が過去や未来に向いてしまったときは、「今、ここ」に集中するように努めるそう。
「老後の生活をどうしよう、あのときああすればよかった…と、先のことや昔のことを考えてもあまり意味はない。『そのときはそのとき』と考えて、なるべく今を生きるようにしています」