6割が「派遣先で仕事以外の人づきあいがある方がいい」と回答 – 理由は?

エン・ジャパンはこのほど、「派遣先での人づきあい」に関する調査結果を明らかにした。同調査は3月28日~4月24日、派遣で就業経験のある1,910名を対象にインターネットで実施したもの。

派遣先での人づきあいの理想について尋ねたところ、「飲み会や社内行事の参加・不参加が自由」(68%)が最も多かった。2位は「社員・派遣の区別なく、社内行事に参加できる」(37%)、3位は「ランチタイムや休憩時間を一人で過ごせる」(34%)だった。

派遣で働くうえで、仕事以外での人づきあいはある方がよいと思うか聞くと、57%が「ある方がよい」と答えた。一方、「ない方がよい」は43%だった。

仕事以外での人づきあいはある方がよいと思うと回答した人にその理由を聞くと、「コミュニケーションは大事だから」(75%)、「仕事にも良い影響があるから」(54%)、「早く派遣先になじむことができるから」(46%)が多かった。

仕事以外での人づきあいがない方がいいと答えた人に、その理由を尋ねたところ、「仕事とプライベートをきちんと分けたいから」(58%)が最も多く、「人づきあいをしなくてよいのが派遣のメリットだから」(33%)が続いた。

派遣先企業との人づきあいで良かったエピソードを自由回答で聞いたところ、「ランチの時に業務中には聞きづらいことなど気軽に相談できた」「苦手に感じていた社員がいたが、会社の飲み会で普段見せない一面が垣間見えて、以来、苦手意識がなくなった」といった声が寄せられた。

一方、派遣先企業との人づきあいで困ったエピソードとしては、「人づきあいによって、割りふられる仕事が変わったり、社内での対応や待遇が変わってくることに困った」「他の派遣社員の方から、上司の悪口を聞かされたり、休日にも遊びに誘われたりして煩わしかった」などがあった。

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