8月の仙台は平均気温28・6度、1926年以降最高 気象庁

気象庁は1日、6~8月の天候まとめを発表した。8月の仙台の平均気温は28・6度。平年より4・2度高く、1926年に観測を始めてから最も高くなった。これまでの最高は2010年8月の27・2度で、13年ぶりに更新した。

 仙台の8月の平均最高気温は33・2度で平年を5・0度上回り、平均最低気温も25・6度と平年を4・0度上回った。いずれも観測史上最高。

 8月の高温に関し、気象庁は「東日本を中心に太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多く、台風の影響で南から暖かい空気が流れ込みやすかった」と分析した。

 梅雨の入りと明けの確定値も発表され、入りは東北南部、北部とも速報値の6月11日から「6月9日ごろ」に修正された。気象庁は「観測データを基に再検討し、9日の方が日照時間が少なかったため」と説明した。明けは速報値と同じ「7月22日ごろ」だった。

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