家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる9月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が去年より3.0%上昇しました。 消費増税の影響を除くと31年1か月ぶりの歴史的な上昇幅です。 総務省が発表した9月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が102.9となり、去年9月より3.0%上昇しました。 3%を超えるのは消費増税の影響を除くと1991年8月以来、31年1か月ぶりで、歴史的な上昇幅です。 今年4月に2%を突破してから半年を経ずに3%を超える急激な物価上昇となりました。 原油価格高騰の影響で、▼都市ガス代金が25.5%、▼電気代が21.5%上昇するなどエネルギー価格の上昇が続きました。 また、ウクライナ情勢や急速な円安などの影響で、小麦粉や食用油など生鮮食品を除く食料が4.6%上昇しました。