米Microsoftは8月18日(現地時間)、「Android Apps on Windows 11」プレビューの展開を日本の「Windows Insider Program」テスターへ拡大したと発表した。この機能が米国以外で提供されるのは、日本が初めて。
「Android Apps on Windows 11」は、Windows 11でAndroidアプリを利用可能にする技術。Windows版が提供されていないアプリ・ゲームをPCでも楽しめるようになる。アプリのラインナップが比較的手薄なタブレットPCの利用価値も増すだろう。
「Android Apps on Windows 11」を利用するには、以下を準備したうえで「Microsoft Store」から「Amazonアプリストア」を入手する必要がある。
- v22206.1401.6およびそれ以降の「ストア」アプリ
- 「Windows 11 バージョン 22H2」およびそれ以降(今秋正式リリース予定。現在、Release Previewチャネルで提供中)
- 「Windows Subsystem for Android」の要件(8GB以上のメインメモリ、第8世代Intel Core i3/AMD Ryzen 3000/Snapdragon 8c以上のCPU)を満たすデバイス
「Amazonアプリストア」をダウンロード・インストールすると、仮想化機能と「Windows Subsystem for Android」をセットアップが開始される。セットアップの完了にはPCの再起動が必要だ。