FIAが発表した2015年カレンダーの改訂版には、やはり韓国GPの名はなかった。
昨年末に公表された最初の公式カレンダーに承認待ちの状態で掲載されていた韓国GPだが、当のオーガナイザーらはカレンダー再掲を知らされていなかった。 バルセロナでのスペインGPからわずか1週間後に予定されていたこともあり、除外されるのではないかとの見方が強かったが、その予測通り最新版のカレン ダーでは20戦とされている。
昨年12月、バーニー・エクレストンは韓国GPがスケジュールに組まれたのは法的な理由だとしていたが、その実はルールの抜け穴を使って1シーズンあたりにドライバーが使用できるエンジン数を増やそうとの試みではないかとうわさされていた。
エクレストンは当時「（オーガナイザーは）むしろ実現しないことを望んでいる。われわれには韓国との契約があり、カレンダーに入れなければならない。もしそうしなければ、彼らはわれわれを訴えることができた。われわれは復帰を前提に彼らを1年外したのだ」と話している。
【2015年カレンダー】
オーストラリアGP：アルバートパーク、3月15日
マレーシアGP：セパン、3月29日
中国GP：上海、4月12日
バーレーンGP：サヒール、4月19日
スペインGP：バルセロナ、5月10日
モナコGP：モンテカルロ、5月24日
カナダGP：モントリオール、6月7日
オーストリアGP：シュピールベルク、6月21日
イギリスGP ：シルバーストーン、7月5日
ドイツGP：ニュルブルクリンク、7月19日
ハンガリーGP：ハンガロリンク、7月26日
ベルギーGP ：スパ・フランコルシャン、8月23日
イタリアGP：モンツァ、9月6日
シンガポールGP：マリーナ・ベイ、9月20日
日本GP：鈴鹿、9月27日
ロシアGP ：ソチ、10月11日
US GP ：オースティン、10月25日
メキシコGP：メキシコシティ、11月1日
ブラジルGP：インテルラゴス、11月15日
アブダビGP：ヤス・マリーナ、11月29日
