大人になってから、仕事や趣味、育児を通じて仲良くなった相手とは、互いの年齢を知らないことも多いもの。隠すつもりはなくとも言うタイミングを逃していたり、また相手の年齢は雰囲気で何となくわかっても、それ以上は立ち入って聞くこともないというのが実情ではないでしょうか。しかし、ふとした拍子に「おや?」と気付くこと、ありませんか。「この人、思ったより年齢がいっているかもしれない…」そんな“年がバレてしまった瞬間”のユニークなエピソードを集めてみました。
●年がバレた、あるある体験談
発言小町のトピック「これで年がバレマシタ」には、70件以上ものコメントが寄せられています。トピ主の発言に続き、回答者からは思わず「あるある」とうなずいてしまうような体験談がずらり。
昭和46年生まれというマロンさんの場合は、あるキャラクターの名前が変わっていたことに驚いたのだとか。それは『ムーミン』に出てくる女の子の名前。ムーミンのガールフレンドの名前は「ノンノン」と記憶していたものの、昭和52年生まれの友人によれば「フローレン」だったのだそう。これについては、Wikipediaに詳しい記述がありました。原作では「スノークのお嬢さん」と呼ばれているだけで名前は設定されていないそうですが、日本のアニメ版では監督の奥さんの愛称にちなんで「ノンノン」と付けられたのだとか。しかし、原作者から「否定的な意味に取れる」と苦情があったため、お嬢さんを意味する「フローレン」に変更されたとのこと。ちなみに、人気イラストブロガー、あずきさんのブログ「あずき日記。」にも、20代の若者に「ノンノン」で通じなかったことにショックを受けたというエピソードが綴られていました。同じような経験のある人、他にもいるのではないでしょうか。
●芸能人の話題には要注意
「年がバレる」といえば、芸能関連の話題も見逃せません。40代という笹ぱんださんは、ヒゲが濃い有名人の例えとして長島茂雄監督を挙げたところ、世代がバレてしまったのだそう。曰く「フットボールアワーの岩尾って言えばセーフだったみたい」とのこと。また「チャットでやっちまった」というやれやれ23号さんの場合、「泣かないで~」の歌詞で思い出したのは「舘ひろし」、一方の相手は「羞恥心」だったそうで、あっさり年がバレてしまったのだとか。
他にも「ずばり!カラオケの歌ですね」(chika0919さん)、「私の場合は… ア・テストですね(30代以上の神奈川の人なら知ってますよね?)」(はなさん)、「阿部寛のことを『ソース顔の』と説明して墓穴を掘りました」(かんちさん)、「職場の先輩がテレビに映っていた高砂親方を見て『朝潮だ、なつかしい』と言ったとき、だいたいの年齢が分かりました」(なまごめさん)など、同世代ならば思わず共感したくなるコメントが寄せられています。
なつかしのフレーズやキーワードには安心感を覚えるものですが、会話の相手と世代が違う場合には気まずい空気になってしまうこともありますから、暴走しすぎないように気をつけたいところ。みなさんも、うっかり年がバレてしまったという経験、ありませんか?(gooサーファー)