お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(48歳)といえば、「笑いの達人」や「笑いの匠」とまで言われる、お笑いに命をかけている人物だ。そんな彼のお笑い番組が、視聴率低迷で困っているらしいのだ。
視聴率が低迷しているといわれているのは、NHKのお笑い番組『松本人志のMHK』。インターネットニュースサイト『リアルライブ』はこの事態に対して「視聴者からの反応もあまりよろしくなかったようで、2回目の放送からは笑い声の音声を挿入するなどして、守りに入ったと見る関係者の声も聞こえてきている」と報じている。
この視聴率低迷に対して辛口な意見が飛び交っているのは、芸能ニュースが書かれているインターネット掲示板。そこでは、以下のような意見が書き込みされている。
「面白くなくなったら引退するって言ってたのにな」
「全盛期過ぎたダウンタウンを引きずり降ろせない若手が情けない」
「かつて自分が批判したことを次々とやってるなこの人」
「松本が笑わすんじゃなくてこいつ自体が笑われてるお寒い状況なんだね」
「確かに笑いに瞬発力がなくなったけど、以前にもましてじわじわくるようになった」
「こうやって、お笑い業界の老害になってくんだな~」
この「視聴率低迷」に関するインターネット掲示板やブログを調べてみたが、そこに書き込まれている意見の多くが松本を批判するものだった。どうやら、視聴者もいまの松本に対して「笑えない」と思っているようだ……。
しかし、本当に笑えないのは松本自身だろう。笑われない芸人ほど意味のない存在はないわけで、現に視聴率が低迷して笑えない視聴者も増えている。はたして今後、この番組はどうなっていくのか? 打ち切りにならず、視聴者も松本も笑える状況に進展すればいいのだが……。
イラスト: RocketNews24.