【ニューヨーク共同】国連の気候行動サミットが開催中のニューヨークで23日、環境保護団体「オイル・チェンジ・インターナショナル」などが安倍晋三首相に模したバルーンを使い、二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電を活用し続けている日本政府に抗議した。
同団体のメンバーらはニューヨーク公共図書館前の歩道に高さ約4メートルのバルーンを展示。英語と日本語で「ストップ!石炭」と書かれた横断幕を示し、通行人らにアピールした。
同団体のアレックス・デュカスさん(34)は、先進7カ国(G7)で今も石炭火力発電所を建設するのは日本だけだと批判した。