スマホ決済のPayPayは、2020年度中に金融サービスに参入します。早ければ春から一部サービスを提供する方針。2月に開始する「40%還元キャンペーン」の発表会に登壇した中山一郎社長が明かしました。
下記金融サービスを2020年度より順次展開するとのこと。
・個人向けローン
・ビジネスローン
・投資
・後払い(リボ払い)
・保険
金融サービスは、PayPayアプリ内の「ミニアプリ」として提供します。
また、自社開発のサービスにこだわらず、他社の金融サービスも利用できるようにします。具体的には、1つの商品ジャンルにおいても複数のサービスを選べるようにする方針。PayPayの中山社長はこれを『オープン化』『マルチパートナー戦略』と説明しました。
また、PayPayは単なる決済アプリではなく、生活に必要不可欠な機能を網羅する「スーパーアプリ」戦略を掲げています。春より展開する金融サービスは、そのスーパーアプリ戦略における『一要素でしかない』と中山社長は語り、飲食店テイクアウトの事前注文機能など、生活に密接した様々なミニアプリを今後も実装していくと述べました。