「くら寿司」迷惑動画 21歳被告に執行猶予付き判決 名古屋地裁

回転ずしチェーン「くら寿司」の店内で撮影した迷惑動画を投稿したとして、威力業務妨害罪などに問われた兵庫県尼崎市の会社員、吉野凌雅被告(21)に、名古屋地裁(大村陽一裁判長)は13日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)の有罪判決を言い渡した。 【写真】「涙でるくらい…」スシローが感謝の意を投稿  起訴状などによると、今年2月、名古屋市中区のくら寿司店舗で、しょうゆ差しに直接口を付けて飲んだかのような様子を撮影し、SNS(ネット交流サービス)に投稿。店側にクレーム対応などを余儀なくさせたとされる。  吉野被告は7月の初公判で「(間違っている点は)何もないです」と起訴内容を認めていた。検察側は冒頭陳述で、各地の飲食店で撮影された迷惑動画がSNSで拡散されていたことに便乗して、友人からの受けを狙おうと考えたと指摘した。【熊谷佐和子】

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