松岡昌宏、株式会社TOKIOの株は「3人で100%」! 「我々はとても前向き」ラジオで心境語る

TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。10月15日放送回では、「株式会社TOKIO」の再出発について語る場面があった。

 2020年7月に、旧ジャニーズ事務所の関連会社として設立された株式会社TOKIO。代表取締役社長を藤島ジュリー景子氏(以下、ジュリー氏)が務め、城島茂は取締役社長、国分太一と松岡が取締役副社長として経営にも携わりながら、3人はグループや個人での芸能活動を続けてきた。

 そんな中、旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)による性加害問題を受けて10月2日に行われた会見で、ジュリー氏が全ての関連会社の代表を辞任することが発表され、同日、城島が9月30日付で株式会社TOKIOの代表取締役に就任したことが明らかに。

 これを受け、番組にはリスナーから「このたびリーダーがヒラ取締役から代表取締役に就任されたことで、あらためて株式会社TOKIOとしての決意を感じました。ラジオだからこそ、マボちゃんの肉声で思いを語ってくれたらと切に願って投稿します」といったメールが寄せられた。

 お便りを読み上げた松岡は、「みなさんご存じのようにですね、2年半前、3年前に株式会社TOKIOを作ったときも、実は自分は言ってたんですけどね。『うちの城島茂は、日本一の雇われ社長です』というふうにインフォメーションしてたんです」「ここにきて、『なんだ、代表取締役じゃなかったのか』みたいな声がよく上がってたんですけど、それはちゃんと、ずっと我々は言っていて」とアピール。

 続けて、「今回、まあいろんなことがあり……ただ、もう僕らの中ではですね、この株式会社TOKIO、3人の中では、会社を立ち上げて5年くらいで自分たちの形にしたいなとは言っていて、そうしようと動いてたんですけども」と告白。「まあ、ちょうどいい時期かと。いろんなこともあり、『だったらちょっと(時期を)早めよっか』ということで。メンバーの意思疎通も取れていたので、ちょっと前倒しにしてやろうと」と、かねてから自分たち主体で会社を経営していくつもりだったようだ。

 松岡はさらに「株式会社TOKIOの株もですね、我々3人で100%分けまして。つまり、全部我々だけで100%運営するっていう形にあらためてなりました」と、株式についても説明。もともと独立のビジョンは持っていたこと、独立したタイミングでファンに報告しようと思っていたと語ったあと、「それがちょっと前倒しになったっていうことで、それ以下でもそれ以上でもない」ときっぱり断言。

 そして自分たちだけで会社を運営することについて「今までも入ってましたけど、背筋にもう1本ね、線をスッと入れてやるっていうことで」と決意を新たに。

 とはいえ、「作業的には大してそんな変わんない」といい、「これからも相変わらず自分は企画を出し、メンバーが企画を出し。そして僕がそこをインフォメーションして、国分さんと自分でいろんな案を練って、社長・城島茂にそれを持って行き、やる・やらないの決定をして、それで動いていく」そう。

 「これからもチャンスがあるなら、いろんな企業の方とも、いろんな景色を……まだ見てない景色たくさんありますから。そのへんも見て勉強させてもらいたいなと思います」と新規仕事への意欲も示した。

TOKIO・松岡昌宏、「俺は城島茂に赤いちゃんちゃんこを着せる」

 なお松岡は、土曜朝の情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)でMCを務める城島がこうしたことに言及しているため、自身が語る必要はないと思っていたようだが、「松岡の肉声で聞きたい」というリスナーからの声がとても多かったために今回話をしたとも説明。

 ファンに心配をかけたと謝罪した上で「我々はとても前向きに毎日を楽しく過ごしておりますし。もっともっとそうですね、やらなきゃいけないこと、経験しなきゃいけないこと、見たい景色、ね。繰り返しになりますが、やって行こうと思います」と宣言した。

 そして「あと7年で、俺は城島茂に赤いちゃんちゃんこを着せるっていう、まずそこが1つの(目標)。そんときにみんなで笑いながら、赤いちゃんちゃんこで乾杯する。そっから先はまたそっから先で考えようってことなんで」と城島の還暦が目標だと笑ったあと、ファンに「温かく見守ってもらいたい」とお願い。

 最後に「まだちょっと言えないですけど、いろんな企画上がってきてますんで。そちらのほうも決まり次第、皆様に徐々に徐々に、随時報告していきたいと思います」と語ったのだった。

 この日のトークを受け、ネットでは「こんなにはっきり会社の話をしてくれるとは……」「『ファンがまぼちゃんの声で聞きたい』っていう多数の声をきちんと受け止めて、発信してくれるのほんとにありがとうでしかない」「落ち着いた口調で代表取締役社長や株式について話してくれる松岡くん。ますます信頼が高まりました」「会社的には決してポジティブな動きではないはずだけど、タレントたちは前向きに変化のきっかけとして捉えて動けてるのが素敵」「還暦のお祝いは盛大にしてもらってリーダーが『茂! カンレキ!』って言ってるの、中継で見たいです」といった声が寄せられていた。

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