10月18日に「WEB女性自身」が報じた「嵐」メンバー、大野智の近影に衝撃が走っている――。
都内で愛犬のパグを散歩させて歩く大野だったが、黒く日焼けした肌に、顎には長いヒゲを蓄えていたワイルドな姿は、アイドル時代とはまったく別の印象だった。
2020年大晦日をもって、嵐が活動休止して以降、大野はこれまで、一度も公の場に姿を見せていない。
「記事内で、事務所との今後を話し合うため、都内に戻ってきて、滞在しているとされたように、大野さんは長らく、沖縄・宮古島で暮らしていました。日焼けは、その生活のためでしょう。
写真を見た記者仲間では、大野さんかどうかを疑う声もあがりました。『どちらかといえば、元TOKIOの山口達也さんに似ている』という声も……。ただ、大野さんが同じ色のパグを飼っていることは、前々から有名だったので、本人であることは間違いなさそうです」(芸能記者)
インターネット上では、この写真を見たファンから、こんな声があがっている。
《大野くん変わりすぎだろ もう嵐復活はないと思うんだよな》
《ここまで外見に構わなくなってるとなると、これはもう嵐に戻るつもりなさそうだなあ大野くん。まあ、正直なところ、活動休止後に芸能界から去った時点で察してはいたけど、いよいよ嵐どころか芸能界に戻る気はないんだろうな、と確信してしまう》
《大野が戻る気はしない。5人で嵐の意思が強いなら、考えたくはないけど・・・》
《もう40超えてるし、これからアイドル再開…というのは大野くん的にどうかなと思ってた。みんな、新たな人生を歩むでいいと思うよ》
42歳の大野を筆頭に、櫻井翔が41歳、相葉雅紀、二宮和也、松本潤が40歳と、全員が40代に突入した「嵐」のメンバーたち。すでに櫻井、相葉、二宮とメンバーの過半数が結婚し、家庭もある。
前出の芸能記者はこう話す。
「そもそも、嵐の活動休止も、大野さんが2017年に『嵐としての活動を終えたい。自由な生活がしてみたい』とほかの4人に伝えたことがきっかけでした。
アイドル時代は美少年系の見た目だった大野さんですが、活動休止発表会見で『縛られるものを取っ払ってみたい』と話していたように、ギャップを感じていたのかもしれません。
40歳を超えて、自分の生活を続けている大野さんに、これから元に戻るようすすめるのは、かなり酷でしょう」
もちろん、嵐が復活すれば、大きな話題になることは間違いない。
実際に、2023年大晦日の『NHK紅白歌合戦』をめぐって、こんな話が囁かれていた。
「2024年に結成25周年を迎える嵐ですが、その復活を『紅白』の場にするのが、NHKが考える最大の目玉だと聞いていました。そして、その場で『2024年にコンサートをする予定です』と発表してもらえば、大きな話題になると踏んでいました。
旧ジャニーズ事務所による、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の対応が批判を浴びているなかでも、NHKの『紅白』担当者から、事務所側に『嵐が出場できるように、なんとか早期対応をしてほしい』と要請していたそうです」(芸能事務所関係者)
10月17日、「週刊女性PRIME」は、嵐が2024年秋に東京ドームで予定していた “再始動ライブ” が白紙になった、と報じている。
「NHKは、会長を中心に、旧ジャニーズ事務所のタレントを番組に起用しない方針を示しましたが、それはNHKの旧ジャニーズ事務所に対する姿勢に、受信料を払っている視聴者から猛批判があったためです。
その方針は『紅白』も同様で、10月18日の会見でも、あらためて、“現時点で出場ゼロ” が明言されました。それを撤回してまで、NHKが、旧ジャニーズ事務所のタレントを『紅白』に出場させるとなれば、視聴率アップは至上命題となります。“嵐復活” はまさしく、その好材料。
嵐が復活すれば、その流れで、ほかの旧ジャニーズ事務所のグループも出場させる。嵐の復活がなければ、現在の方針を貫いて、旧ジャニーズ事務所の出場をゼロにする。この2つで、天秤にかけているような状態でしょう。
それは、大野さんの決断に、旧ジャニーズ事務所の “命運” がかかっている、と言っても過言ではない状態です」(前出・芸能事務所関係者)
自由な生活に憧れた男の決断は――。