ランキングサイト「ランキングー!」を運営するCMサイト(大阪府大阪市)は10月23日、「20代には通じない『パソコン・IT用語』死語ランキング」を発表した。2位は「ダイヤルアップ接続」、1位は「フロッピーディスク」だった。
30代以上の男女9944人にアンケートを行った。1位のフロッピーディスクは2689票を獲得してぶっちぎりのトップ。投稿者からは「一時代を築いた8インチフロッピーディスクを知らないなんて…」「フロッピーディスクのアイコン(保存ボタン)を、これは何ですか? と聞いてきた若者に驚愕しました」など、驚きの声が上がったという。
2位「ダイヤルアップ接続」(757票)と3位「起動ディスク・起動フロッピー」(740票)は接戦だった。ダイヤルアップ接続については「インターネットにつなぐために、電話回線でダイヤルするあの音も知らないよね」、起動ディスクには「大切すぎてどこにしまったかわからなくなるんだよね、アレ」といった“あるある”コメントもみられた。
4位以下には「MS-DOS」(584票)、「みかか」(516票)などが並んだ。「あの時代のネットスラングですね。キーボードを見るとその謎が解ける『みかか』!」。
みかかは、NTTのこと。日本語キーボードのかな入力モードで「N」「T」「T」と打鍵すると、「み」「か」「か」になることに由来する。
当時は通信会社としてのNTTに加え、電話料金を意味する場合もあった。