トヨタ、航続1000キロのレクサス次世代EV公開…ジャパンモビリティショー26日開幕

東京モーターショーから名称を改めた「ジャパンモビリティショー」(26日開幕)が25日、東京都江東区の東京ビッグサイトで報道関係者向けに公開された。トヨタ自動車は、2026年に発売予定の次世代電気自動車(EV)の試作車を世界初公開した。

 高級ブランドの「レクサス」から投入する「LF―ZC」は、一般的なEVの約2倍にあたる1000キロ程度の航続距離を目指す。リチウムイオン電池のエネルギー密度を高めたほか、独自のソフトウェア「アリーン」を搭載するなど多くの先端技術を盛り込む。

 トヨタはスポーツ用多目的車(SUV)やミニバンの次世代EVの試作車も展示する。佐藤恒治社長は発表会で「EVでしかできない価値を実現していく」と語った。

 前回のショーはコロナ禍で見送られ、4年ぶりの開催となる。27日まで関係者向けの展示を行い、一般公開は28日~11月5日。国内外の企業がEVや「空飛ぶクルマ」などを披露する。

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