ユヅとサンド 観光アンバサダーが仙台の魅力を動画とガイドブックで発信

仙台市は24日、地元出身で仙台観光アンバサダー(大使)を務めるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が表紙を飾る観光ガイドブックを作成したと発表した。コンビ名にちなんで「一度と言わず二度『三度』と訪れたくなる」をコンセプトにした。

 「仙台サンドめぐり」と題したガイドブックはA5判66ページで1万部を作った。仙台城跡(青葉区)や仙台大観音(泉区)といった観光名所、穴場を巡るお薦めコースを掲載したほか、市中心部や秋保地区の飲食店、観光施設など計50カ所を紹介している。

 25日から市内の観光施設、東京都や大阪府で展開する観光イベントの会場で無料配布する。

 郡和子市長は定例記者会見で「私が秘密にしておきたい場所も紹介されている。仙台に何度でも足を運んでほしい」とPRした。

 市は観光アンバサダーのプロスケーター羽生結弦さん(28)=仙台市出身=の等身大パネルも制作。高さ175センチ、幅83センチで、歩くポーズを切り取った。31日からJR仙台駅2階の市観光情報センター(青葉区)と仙臺(せんだい)緑彩館(同)の2カ所に常設する。緑彩館では羽生さんの特別映像も限定公開する。

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