シンガー・ソングライターの米津玄師(32)の楽曲「KICK BACK」が、8月付でアメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定されたことが25日、分かった。 【写真】米津玄師の近影が「ギリシャ神話のよう」 日本語詞の楽曲がRIAAから認定を受けたのは、史上初の快挙。日本人としてはオノ・ヨーコさん(90)が、1984年にジョン・レノン&ヨーコ・オノ名義の「DOUBLE FANTASY」、「MILK&HONEY」でプラチナ、ゴールド認定されて以来39年ぶりとなる。 同曲はテレビアニメ「チェンソーマン」のオープニングテーマ。22年10月に配信リリースされた。ゴールドは、米国内で50万ユニット以上(プラチナは100万)を記録すると、同協会から認定を受ける。16年に計算方法が見直され、1ユニットはデジタルシングル1枚のリリース、またはストリーミング150回再生でカウントされる。 米津は「うれしかったですね。ひとえに『チェンソーマン』のおかげだと思います。実感はないですけど、とにかくうれしかった」と喜びのコメント。「アメリカのポップミュージックは子供の頃からよく聴いていた。そこで受け入れられたのは本当に喜ばしいこと。米国にはいつかライブとかで行ってみたい」と話した。