宮城県でインフルエンザ患者急増1000人超え 10月16~22日

県は26日、県内91の定点医療機関(仙台市含む)で1週間(16~22日)に診断されたインフルエンザの患者数が、前週より368人も増え、1005人に達したと発表した。

 1医療機関当たり11・04人(前週比4・04人増)で、同じ時期の感染報告としては定点把握が始まった1999年以降で過去最多となった。注意報の発令基準の10人を超えている。

 感染拡大の時期が例年よりも早く、早期のワクチン接種や外出後の手洗いの徹底などを呼びかけている。

 新型コロナウイルス感染症の定点把握による患者数は324人。1医療機関当たり3・56人(前週比0・42人増)だった。

 保健所別の1医療機関当たりの患者数は仙南4・57人(1・57人増)、塩釜2・44人(0・31人減)、大崎5・20人(0・70人減)、石巻5・30人(2・30人増)、気仙沼11・75人(8・25人増)。仙台市は25日に2・30人(0・38人減)と発表した。

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