仙台駅に突如出現「SENDAI」のモニュメント…実は「あの場所」にあった「アレ」でした!

 JR仙台駅西口のペデストリアンデッキに、オレンジ色の建造物が出現した。アルファベットで「SENDAI」と記され、大きさは縦2メートル、横11メートル。スマートフォンで撮影する通行人も多く、新たなフォトスポットになっている。

 JR東日本東北本部によると、正体は1978年に駅東口側の駅舎2階に掲示された駅名標。2001年に駅屋上駐車場の東口側に移し、今年8月まで設置していたが、東口再開発に伴い整備された商業施設やホテルなどの裏に隠れ、現在は見えなくなっていた。

 老朽化も進み、9月1日に撤去した。駅西口側の駅舎上にある同種の駅名標を撮影する観光客が多いこともあり、東北本部は今月14日の「鉄道の日」に合わせ、西口のペデストリアンデッキに移設した。

 男性アイドルのライブを見に訪れた山口県宇部市の女性会社員(21)は「神戸にある『BE KOBE』のモニュメントのようで目を引いた。仙台を訪れたと一目で分かるので、いい撮影スポットだと思う」とスマホを手に撮影していた。

 東北本部の担当者は「仙台駅の新たな待ち合わせ場所や、誰もが知るフォトスポットになってほしい」と期待する。

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