MMD研究所は、「2023年9月 MVNOのシェア・満足度調査」を実施した。予備調査では18歳~69歳の男女40,000人、本調査ではMVNO6サービス利用者900人が回答している。
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MVNOの契約率は横ばい、トップは「OCN モバイル ONE」
まず、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いたところ、9.8%が「MVNO」を契約していた。2023年2月から0.1ポイントの増加となり、1年半ほど横ばいの状態が続いている。
MVNO利用者に対し、契約しているサービスを聞いたところ、「OCN モバイル ONE」が19.8%と最も多く、ついで「楽天モバイル」が14.8%、「mineo」が12.9%となった。
MVNO6サービスの利用率の推移を見ると、2023年2月と比べて増加したのは「OCN モバイル ONE」のみで、+1.4ポイントとなった。
総合満足度1位は「イオンモバイル」、推奨度1位は「IIJmio」
MVNO6サービスの総合満足度としては、「イオンモバイル」が767ポイントで最も高く、以下「IIJmio」「OCN モバイル ONE」と続いた。
また各サービスのNPS(顧客推奨度)を聞くと、「IIJmio」が最も高く、次に「イオンモバイル」が続いた。反対に最も低かったのは「BIGLOBEモバイル」だった。
※NPS:ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度。家族や友人にすすめたいかどうかを10点満点で評価。
調査概要
- 【調査期間】2023年9月22日~9月27日
- 【有効回答数】<予備調査>40,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施 <本調査>900人 ※OCN モバイル ONE(n=150)、楽天モバイル(n=150)、mineo(n=150)、IIJmio(n=150)、イオンモバイル(n=150)、BIGLOBEモバイル(n=150)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】<予備調査>18歳~69歳の男女 <本調査>MVNO6サービス利用者