ハロウィーン対策で仙台駅ペデストリアンデッキが一部規制中 午後6時以降は警察官が警戒

 仙台市青葉区と仙台中央署はハローウィーン当日の31日午後、JR仙台駅西口のペデストリアンデッキの一部を通行規制する。昨年のハローウィーンで花火が打ち上げられるなど混乱したことを踏まえた。(編集局コンテンツセンター・藤沢和久、吉江圭介)

ハロウィーン対策のため、規制テープが張られて使用できなくなったベンチ=31日午後3時20分ごろ、JR仙台駅西口

駅舎に接する南北部分を規制

 青葉区道路課によると、西口ペデストリアンデッキのうち、駅舎に接している南北部分を規制する。花壇の周囲にあるベンチを使用禁止とするほか、交差部分を除く通路の中央にコーン標識を置き、右側通行を求める。時間は31日午後3時~翌11月1日午前0時。通行止めなどは予定していない。

通行規制のためパイロンを設置する仙台市職員=31日午後2時55分ごろ、JR仙台駅西口のペデストリアンデッキ

 31日午後3時ごろ、区の職員と中央署員の計約20人が西口のペデストリアンデッキで、コーン標識を設置する作業を始めた。署員は拡声器を使い、「ハロウィーン警備に伴う規制を実施するので、ベンチに座れなくなる」と通行人に協力を求めた。

 県警は午後6時から、JR仙台駅の西口と東口に警察官計200人を配置し、右側通行を呼びかけるなど警戒に当たる。

 区道路課の担当者は「ペデストリアンデッキは公園ではなく道路。通行の妨げにならないよう、節度を持って行動してほしい」と呼びかける。

右側通行を呼びかける張り紙が張られたパイロン=31日午後3時20分ごろ、仙台駅西口のペデストリアンデッキ
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