アジア圏のSNSを東北の紅葉で染めて 観光推進機構がインフルエンサーを宮城・鳴子峡に案内

紅葉シーズンを迎えた東北の魅力をアジア圏に発信してもらおうと、東北観光推進機構は31日、インドネシアとマレーシアのインフルエンサー3人を招き、大崎市の鳴子峡を案内した。写真や動画を交流サイト(SNS)に投稿してもらい、知名度向上につなげる。

 招待したのはインドネシアの旅行ブロガー2人とマレーシアのタレント。鮮やかに色づいた鳴子峡の景色に歓声を上げつつ、その様子を写真や動画で撮影し合った。マレーシアのタレント、ナディア・アヌアールさん(39)は紅葉の中を散策する自身の動画などをインスタグラムに投稿し、39万を超えるフォロワーらにアピールするという。

 機構によると、1~7月の両国から東北への旅行者は、新型コロナウイルス禍前の2019年同期と比べ、マレーシアが約2倍、インドネシアが約1・5倍に伸びた。担当者は「インフルエンサーの力を借りて、東北への来訪者をさらに増やしたい」と話した。

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