このLoona Blueは「子犬や子猫のような多彩な動きや豊かな感情表現ができる」(同社)とする小型のペットロボット。本体に搭載したカメラや3D ToFセンサー、4つのマイク、プロセッサ(Cortex A53)などを活用し、周囲の環境や人の動きを検知して自然に動けるという。
本体をなでられると喜んだり、ユーザーから怒られると落ち込んだりと、感情を声や顔、耳、全身の動きを組み合わせて1000通りのパターンで表現する。「指でハートのサインを送ると、ハートのポーズで応える」など、ジェスチャー認識機能もある。
ユーザーの言葉による問いかけは、Amazon Alexaをベースにした会話型インタフェース「Amazon Lex」を活用している。さらに音声コマンドや専用アプリからChatGPTモードに切り替えると、悩み相談など、より深い会話も楽しめるという。付属のボールなどを使ってゲームの楽しめるとしている。
専用アプリを使うことで、ビジュアルプログラミング言語「Google Blockly」によるプログラミングも楽しめるという。Loona Blueは買い切りで、月額料金などは不要だ。同社に寄れば、発売以降も継続的な機能アップデートを行うとしている。
本体のサイズは約210(幅)×172(奥行き)×172(高さ)mm、重さ約1.1kg。ワイヤレス機能はWi-Fiに対応。顔の部分には2.4型の液晶ディスプレイを搭載している。USB Type-Cや充電ステーションによる約2.5時間の充電で最大90分動作する。