仙台・ネルソンコーヒーが自己破産 負債額は5500万円 ピーク時は市内に5店舗 コロナ禍や競争激化の影響で

コーヒーショップ経営のネルソンコーヒー(仙台市青葉区)は6日までに仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は約5500万円。

 仙台支店によると、同社は1985年創業。「ネルソン」の店名で、仙台市内を中心にピーク時は5店舗を展開し、2001年6月期の売上高は約7600万円に達した。

 新型コロナウイルスの影響や競争の激化で、22年6月期は約3000万円に落ち込んだ。インターネット販売も試みたが、業績回復の見通しが立たず、今年7月に事業を停止した。

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