被災地活性化団体を助成 サントリー、仙台で説明会

サントリーホールディングスは5日、東日本大震災の被災地の活性化を目指す個人・団体を応援する「シン・みらいチャレンジプログラム」の説明会を仙台市青葉区の複合施設「クロスBプラス」で開いた。2021年~23年の「みらいチャレンジプログラム」を3年延長して継続支援する。子どもの居場所づくりやトレイルルートの整備といった活動に取り組む助成先のNPO法人などから約30人が参加した。

 審査員を務める東北学院大地域総合学部の柳井雅也教授、日本フィランソロピー協会の高橋陽子理事長が登壇。柳井氏は他地域の事例にみる地域づくりの見方、考え方をテーマに講演し「活動を見直し、足りないことを付け足して掛け合わせると、その人、その場所でしかできないオリジナルな活動になる」と助言した。参加者は活動を報告し合うなどして交流した。

 プログラムはこれまでに被災3県で計110の個人・団体に資金を助成した。シン・みらいチャレンジプログラムへの応募は来年1月10日締め切り。

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