JR東日本の駅などで愛されたハンバーガーショップ「ベッカーズ」が、22日に千葉・柏店(柏駅中央口改札内)を閉店するのをもって、ブランドクローズする。運営するJR東日本クロスステーション フーズカンパニーが7日発表した。
【写真】これで最後!『ラスト・ベッカーズバーガー』
「ベッカーズ」の名前をつけた最後のハンバーガー『ラスト・ベッカーズバーガー』を9日から22日閉店まで販売する。「1986年の創業以来、看板商品“ベッカーズバーガー”は改良を重ね、販売をしてきましたが、今回が最後のベッカーズバーガーです。また、『ラスト・ベッカーズバーガーセット』をお買い上げのお客さまにクリアファイルをプレゼント!「ベッカーズ」の味を楽しめる最後の機会に、ぜひご来店ください!」と呼びかけた。
1990年代に販売していたベッカーズバーガーを今の食材で可能な限り再現し、最後まで自家焼成のバンズで提供する。単品450円(税込)。ポテト・ドリンクセット(850円)購入者にはクリアファイルを進呈する。
■ベッカーズの沿革
1986年11月 第1号店が「新宿三井ビルディング」にオープン
1990年代~ 自家焼成バンズを使用するハンバーガーが登場、最拡大期には約40店舗を関東近郊に展開
2014年 “鹿肉バーガー”で農林水産省第22回優良外食産業表彰地域社会貢献・環境配慮部門大臣賞受賞
2023年11月37年の歴史に幕を下ろす