京都府八幡市長選は12日投開票され、新人で元京都市職員の川田翔子氏(33)(無所属=自民、立憲民主、公明推薦)が、日本維新の会新人で元府議の尾形賢氏(43)、新人で元八幡市議の亀田優子氏(62)(無所属=共産推薦)を破り、初当選した。女性市長としては史上最年少となる。
「非共産対共産」構図に変化、維新も初参戦の構え・自立公は連携継続…京都市長選まで3か月
川田氏は奈良市出身で、京都大卒。京都市職員を経て、昨年2月から山東昭子・前参院議長の私設秘書を務め、3期目途中で退任した堀口文昭前市長(71)の後継として、自民党などからの誘いを受けて立候補した。
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選挙戦では、「33歳」と書かれたタスキをつけて若さをアピール。子育て支援の充実や商店街の活性化などを掲げ、「住み続けたいと思うまちをつくる」などと訴えた。堀口氏や自民、立民、公明3党の国会議員らの応援も受け、支持を広げた。
投票率は43・67%(前回29・64%)だった。
全国市長会によると、これまでの史上最年少の女性市長は、36歳で初当選した徳島市長の内藤佐和子氏だった。