にぎわい創出の社会実験、宮城野通で始まる 12日まで

手作り雑貨やキッチンカー出店

 仙台市宮城野区の宮城野通で10日、マルシェやキッチンカーなどによるにぎわいづくりの社会実験が始まった。道路利用の規制を緩めて人を呼び込む国の「歩行者利便増進道路(ほこみち)」制度を巡り、宮城野通が指定される可能性などを調べる。12日まで。

 社会実験の範囲は、東七番丁通と東九番丁通間の宮城野通約400メートルとJR仙台駅東口のペデストリアンデッキ。

 初日は手作り雑貨や古物などを扱う6店と、仙台牛ステーキ、クレープを提供するキッチンカー2台が出店した。ストリートミュージシャンや大道芸人が演じるエリアもあり、通りかかった人たちが足を止めていた。

 主催する仙台駅東まちづくり協議会の菅野幸博事務局長は「地元の方だけでなく、駅東口にあまり来ない人にも楽しんでもらいたい」と呼びかける。

 午前10時~午後5時。連絡先は同協議会070(8309)8091。

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