メルカリ、求人サービスに参入 「すきま時間」活用 まず首都圏から

フリマアプリ大手のメルカリは13日、単発や短時間の雇用契約を前提とした求人サービス事業に参入すると発表した。「すきま時間」を活用するための求人需要と供給を結びつけ、人手不足の解消をめざすとしている。同日、求人を募集したい企業からの申し込みを受け付け始めた。

 「メルカリ ハロ」の名称で、2024年初春に首都圏の一部で始め、全国展開をめざす。月間利用者数2260万人(本人確認済みは1395万人)というメルカリの顧客基盤や、利用者の評価が可視化されるノウハウを活用する。

 メルカリにとっては、2019年に参入した金融分野以来の新領域となる。メルカリアプリ内に新しく「はたらく」というタブを作り、求人情報を表示することを想定している。(渡辺淳基)

タイトルとURLをコピーしました