東北大発スタートアップ、パワースピンが25億円資金調達、第三者割当増資で

東北大発スタートアップのパワースピン(仙台市)は、第三者割当増資で25億円を資金調達したと発表した。2018年の創業後3回目の増資で、資金調達額は累計約35億5500万円となった。

 引受先はベンチャーキャピタル大手のジャフコグループ、三菱UFJキャピタル、スパークス・アセット・マネジメント、JICベンチャー・グロース・インベストメンツの4社。

 パワースピンは電子技術・スピントロニクスを用いた次世代半導体「磁気記録式メモリー(MRAM)」の設計などを手がける。

 調達した資金は人材採用強化に充て、半導体ICのチップや半導体知的財産(IP)の設計経験のある技術者を国内外から獲得する。コンピューター利用設計システム(CAD)の投資や、海外拠点展開にも充当する。

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