宮城・大衡に半導体新工場 仙台銀がプロジェクトチーム立ち上げ

台湾の半導体受託生産大手、力晶積成電子製造(PSMC)とSBIホールディングスによる宮城県大衡村への半導体工場の新設計画を受け、仙台銀行は14日、地元企業応援部を事務局とするプロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。

 坂爪敏雄常務をリーダーに、SBIグループの社員1人を含む6人体制で始動。半導体産業に新たに参画する地元企業への情報提供や、工場従業員の住まいに関する支援を行う予定。SBI新生銀行と協議した上で、工場建設の資金需要への対応も検討する。

 鈴木隆頭取は「工場立地は宮城県経済にとって間違いなくプラスになる」と言及。準備会社JSMC幹部が今月中に宮城を訪問する予定を紹介し、「できる限りの対応をしたい」と語った。

タイトルとURLをコピーしました